せっかく店舗やイベント等でのぼり旗を活用するならば、集客効果に優れたものを設置したいものです。
そこで、のぼり旗にはできるだけ訴求力の高いデザインが求められます。
では、そのようなデザインにするには、具体的にどうすればよいのでしょうか。
まず最も大切なポイントになるのが、旗の内容のわかりやすさです。
どんなに優れたデザインであっても、お客さんが旗に気づいてから
瞬時にその内容を理解することができなければ、のぼり旗に十分な効果は期待できません。
お客さんを惹き付けるデザインにした上で、その旗が何をアピールしているのか、
理解しやすい内容や形状あるいは大きさにすることが重要です。
また奇抜なキャッチコピーにするだけでなく、お客さんが瞬時に理解できるように
文字の大きさや書体を計算することも大切になります。
さらに風によってめくれ上がると、旗の内容も読みにくい状態になるので
気象条件に左右されない特殊なタイプを選ぶことも、理解のしやすさという点では欠かせません。
あるいは旗のサイズを大型化することで、お客さんにも一層強くアピールすることができます。
このように訴求力の高いデザインにするには、旗の内容をどれだけ瞬時に理解してもらえるのかが、大きなポイントになります。
のぼり旗の視認性を高めるためには?
のぼり旗の内容がどんなに立派で理解しやすくても、旗の存在そのものをお客さんに気づいてもらわなければ高い集客効果は望めません。
そこで重要になるポイントが、旗の視認性に優れたのぼり旗にすることです。
お客さんは旗の存在を速やかに認識し、お店やイベントへスムーズに誘導することが可能になります。
それでは、視認性の高い旗を実現するには、どうすればよいのでしょうか。
まず最初のポイントがカラーリングです。前述したように、のぼり旗の存在をお客さんに速やかに気づかせることが大切です。
そのためにはできるだけ目立つ色にして、旗の存在をアピールすることが有効でしょう。
ただし目立つ色であれば、何でもよいわけではありません。お店やイベントのイメージ、あるいは商品のブランド性、
さらに集めたい客層などを十分に検討しながら、最適な色を選ぶことが求められます。
例えば子どもが集まるアイスクリーム店であれば、明るくポップなピンクやイエローなどが最適。
あるいは交通量の多い幹線道路沿いのガソリンスタンドなら、車に乗っていても瞬時に視認できるように
赤や蛍光色のようなビビットなカラーでもよいでしょう。
その一方で公的機関や医療機関のような場所では、ホワイトやネイビーを基調とした
カラーリングにすることで、誠実さや清潔感を出すこともできます。